⭐️健康ニュース⭐️
手首の親指側に痛みを出す狭窄性腱鞘炎『ドケルバン病』について
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今回は手首の痛みの中でも親指側に痛みを出す狭窄性腱鞘炎『ドケルバン病』についてです。
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ドケルバン病は特に女性に多い疾患で、ホルモン環境の大幅な変化による影響が大きな原因だと言われています。
手の親指に負荷をかけすぎると、親指を伸ばす働きをする「短母指伸筋腱」と広げる働きをする「長母指外転筋腱」と、この2つの腱を包むトンネル状の「腱鞘」とが擦れて炎症を起こし、2つの腱は腫れて太く、腱鞘は腫れて厚くなっていきます。そうなると、腱が腱鞘の中を移動するたびに、腱と腱鞘が擦れて、手首に痛みを生じさせます。これが狭窄性腱鞘炎(ドケルバン病)のメカニズムになります。(画像参照)
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①妊娠〜出産期
妊娠・出産期の女性は、「プロゲステロン」という、妊娠の維持に必要なホルモンが通常期よりも多く分泌されます。一方卵胞ホルモンとも言われる「エストロゲン」は減少し、通常とホルモン環境が大きく変化します。このプロゲステロンには、腱鞘という腱を包んでいる組織を収縮させるという作用も持っていることから、腱の滑りを悪くし、摩擦が起こりやすくなる原因の一つと考えられています。
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②更年期
更年期の女性は、「エストロゲン」が、閉経に伴い急激に減少していきます。エストロゲンは、女性らしい体つきを作る働きや、髪や肌の潤いを保つ働きだけでなく、腱や関節を柔軟に保つという作用を持っているため、
このホルモンが減少することで腱や腱鞘が炎症を起こす原因になりやすいと考えられています。
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③ 手の親指や手首を酷使する方
もちろん①、②以外の方で
✅スマホを片手で操作する方
✅パソコン(キーボードやマウス)を長時間使用される方
✅ゲーム(コントローラー)で、親指を酷使される方
✅料理人・美容師など手や手首を酷使される職業の方
✅ピアノなどで指を酷使する楽器演奏者
✅テニスやゴルフなど手を使うスポーツを行う方
など、手の親指や手首を酷使している人は、「腱」と「腱鞘」に大きな負荷がかかり、炎症が起こりやすく、ドケルバン病発症の原因になりやすいと考えられています。
近年スマホの酷使などで腱鞘炎になる方も多く「スマホ腱鞘炎」と言ったりもします。
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症状としては、
☠️手の親指を動かしたり、広げたりすると手首の親指側が痛む
☠️手首の親指側が腫れて痛みが出る
☠️物を掴んで動かすと手首の親指側に痛みが出る
☠️症状が悪化すると手首に力が入らなくなる
などです。
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近い場所の痛みでは、親指の『CM関節炎』や『関節リウマチ』などがあるので、
何が原因で起こっている症状かを鑑別することが大切です。
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治療法としては、
超音波治療器を使用した炎症を早期に軽減させる治療や、
マッサージ、鍼灸治療などで患部の周辺の状態を整えて負荷がかかりにくくする治療、
関節炎などの症状と併発している場合は、関節リウマチの有無なども医療機関で
血液検査を行い調べていただく事も可能です。
更年期の症状の一環としての発症が疑われる場合には、
医療機関での血液検査やホルモン補充療法などを行なっていただく事で症状の緩和が見込める事も多いです。
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当院でも検査を行なっていただける地域医療機関3院とも提携しておりますので、
是非お問い合わせ下さい✨
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今回は手首の親指側の痛み『ドケルバン病』についての解説でした‼️
手首や指の痛みでお困りの方は是非一度当院にご相談下さい⭕️
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🌻もりおか鍼灸整骨院では、訪問鍼灸マッサージ行っています🌻治療に来れなくてお困りの方がいる場合は是非ご相談ください‼️
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