⭐️健康ニュース⭐️ 股関節に痛みを出す疾患『変形性股関節症』について

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股関節に痛みを出す疾患『変形性股関節症』について

今回は40〜50代の女性に多い疾患『変形性股関節症』についてです☠️

主な症状は股関節の痛みと機能障害で、

初期では椅子からの立ち上がり時や歩行開始時に痛みが出現します。

進行するとその痛みが強くなり、場合によっては

持続痛(常に痛む)や夜間痛(夜寝ていても痛む)に悩まされることになります。

日常生活では、足の爪切りがやりにくくなったり、靴下や下着が履きにくくなったり、

和式トイレ使用や正座が困難になります。

長時間立ったり歩いたりすることがつらくなるので

立ち仕事や家事ごとにも支障を来たします。

患者さんの多くは女性ですが、その場合原因は

発育性股関節形成不全の後遺症や

子供の時の病気、発育障害の後遺症が主なもので

股関節症全体の80%といわれています。

最近は高齢社会となったため、特に明らかな原因となる病気に罹ったことが無くても

年齢とともに股関節症を発症してくることがあります。

診断はレントゲン写真を撮って確定します。

関節の隙間が狭くなったり(軟骨の厚さが薄くなる)、軟骨下骨が硬くなったり(骨硬化)します。
さらに進行すると、関節の中や周囲に骨棘とよばれる異常な骨組織が形成されたり、

骨嚢胞(こつのうほう)と呼ばれる骨の空洞ができたりします。
最終的には体重がかかる部分(荷重部)の関節軟骨はすり減って無くなってしまい、

その下にある軟骨下骨が露出します。

必要に応じてCT、MRI検査を行う事もあります。

治療としては、

変形性股関節症と診断されたらまず、変形・痛みの進行をこれ以上悪くしない

という事が大切です。

日常生活動作や生活習慣、意識そのものを見直すことがとても重要で、

肥満傾向の方はダイエットをして関節にかかる体重負荷を減らす、

痛み止めで痛みを誤魔化す治療はかえって無理な負担を関節に与えてしまい、

変形の進行を進めてしまうケースもあるため、

どうしても動かないといけない時だけにするなどの工夫も必要です。

変形の程度、進行具合に応じては、

整骨院でのマッサージやハイボルト治療、鍼灸治療などで

変形により負担がかかっている筋肉のリフレッシュや、

周辺の関節可動域の向上などで股関節への負担を減らし、

痛みを抑制、コントロールする事も可能です‼️

当院でも変形はあるけれど手術せず、症状と上手くお付き合い出来ている患者様もおられます😊

また、痛みがあるとどうしても運動量が減ってしまい、筋肉が衰えてしまいますので、

できれば関節に負荷のかかりにくい水中歩行や水泳(平泳ぎを除く)を

週2,3回行っていただくと理想的です。運動療法はその他の方法もありますが、

運動療法はどうしてもその後の痛み誘発してしまう可能性がありますので、

慎重に始めて徐々に強度を高めていくことがポイントです。

上記のような保存療法で症状が改善しない場合手術療法が適応されます。

初期のうちでしたら自分の骨を生かして行う骨切り術での手術や、

関節の変形がすすんでいる場合は人工股関節手術の適応となります。

股関節に限らず現代医学では関節は一生につき一個です。

変形の有無に関わらず、若いうちからケアを行い、

早期にリスクを発見、治療する事が何より大切です‼️

股関節周辺に痛みやお悩みがある方は、是非一度当院にご相談下さい✨

また、股関節周辺の画像診断を行っていただける地域医療機関3院とも提携しておりますので、検査・診察をご希望の方もご相談ください✨

🌻もりおか鍼灸整骨院では、訪問鍼灸マッサージ行っています🌻治療に来れなくてお困りの方がいる場合は是非ご相談ください‼️

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