「紫外線の基礎知識|肌老化の8割は光老化?紫外線の種類・影響・対策を徹底解説」

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「紫外線の基礎知識|肌老化の8割は光老化?紫外線の種類・影響・対策を徹底解説」

 

前回、光老化の原因は紫外線!というお話をさせていただきましたが、

そもそも紫外線とはなんぞや?ということで、今回は紫外線のお話。

1. 紫外線(UV:Ultraviolet rays)とは?

太陽からの日射は、波長により、赤外線、可視光線および紫外線に分けられます。可視光線よりも波長の短いものが紫外線で、肌にさまざまな影響を与えます。

紫外線は短時間でも日焼けや炎症を起こし、長期的には肌老化や皮膚がんのリスクを高めるとされています。

2. 紫外線の種類と肌への影響(気象庁HP参照)

紫外線(UV)の中でも、波長の長いほうからA・B・Cと大別されています。

UV-A (315-400 nm)

大気による吸収をあまり受けずに地表に到達します。生物に与える影響はUV-Bと比較すると小さいものです。太陽からの日射にしめる割合は数%程度です。

波長が長く、肌の真皮まで届きます。

コラーゲンやエラスチンにダメージを与え、シワ・たるみの原因に。

窓ガラスも通過するため、室内でも注意が必要です。

UV-B (280-315 nm)

成層圏オゾンにより大部分が吸収され、残りが地表に到達します。生物に大きな影響を与えます。太陽からの日射にしめる割合は0.1%程度です。

波長は短めで、表皮に作用します。

日焼け(炎症)やメラニンの生成を促進し、シミの原因に。

特に夏場の日中に強くなります。

・UV-C (100-280 nm)

成層圏及びそれよりも上空のオゾンと酸素分子によって全て吸収され、地表には到達しません。だからか、あまり耳にしませんよね。

3. 紫外線が強い時期と時間帯

年間で最も紫外線が強いのは5月〜8月。

1日の中では10時〜14時がピーク。

曇りの日や冬でも、紫外線はゼロではなく、対策が必要です。

4. 紫外線と「光老化」

「光老化」とは、加齢による自然な老化(自然老化)とは異なり、紫外線の蓄積によって起こる肌老化のこと。

シミ、シワ、たるみ、くすみなどの主な原因。

肌の老化の約8割は光老化によるものとも言われています。

5. 紫外線対策の基本

日焼け止めを毎日使う(SPF・PAの選び方は次回解説)

帽子・日傘・サングラスなどで物理的に防ぐ

日中の外出を避ける、日陰を活用する

食事やスキンケアで抗酸化対策も有効

6. まとめ

紫外線は、私たちの肌にさまざまな悪影響を及ぼす存在です。ですが、その一方で、紫外線に当たることで皮膚で作られるビタミンDは、カルシウムの吸収率を高める働きがあり、骨粗鬆症予防の観点からは、日光浴も大切なのです!

掌くらいの面積で5分〜10分(冬場は30分)程度の日光浴でも十分効果はあるのだとか。

ただし窓越しではUV-Bが届かないので、ビタミンDの生成はほとんどされません!

室内から日光浴をする場合は、窓を開けるかベランダに出て直接日光を浴びましょう‼️

 

正しい知識を持って、日常生活の中で紫外線対策を習慣化することが、美肌づくりの第一歩です!

 

 

次回は、日焼け止めの選び方について詳しく解説します。

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