⭐️健康ニュース⭐️ 高齢者や幼児は要注意⚠️「食べ物による誤嚥・窒息」について☠️

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高齢者や幼児は要注意⚠️「食べ物による誤嚥・窒息」について☠️

「高齢者が餅を喉に詰まらせた」という言葉をよく耳にします。

厚生労働省の人口動態調査によると、

お餅を含む気道閉塞(窒息)を生じた食物の誤嚥による死亡者数は2009年以降、

80歳以上が年間2500人以上、65歳以上が年間死亡者数の87%〜91%を占めていたそうです。

高齢者に誤嚥による窒息事故が起こりやすい原因として、

食べ物や飲み物を飲み込んで、食道から胃へと送られる一連の動作を『嚥下(えんげ)』

と言い、嚥下は0.5秒間ほんの一瞬といっていい間になされる反射的な動作です。

しかし、加齢や病気によってこれがすんなりできない状態になる事があり、

これを嚥下障害といいます。

一方、誤えんとは食べ物や異物がのどから胃に通じる食道に入らず、

誤って隣接する肺に通じる気道に入ってしまうことをいいます。

気道は空気の通り道ですので、ここが食べ物や異物などで詰まってしまうと

呼吸ができなくなる窒息状態に陥ってしまい、死につながる可能性も少なくありません。

加齢によって奥歯が失われたり、入れ歯が増えたりすることによって、

咀嚼力(そしゃくりょく)という物を噛み砕く力が弱まる事が大きな原因で、

加齢による唾液の分泌量も少なくなります。高齢者は多くの薬を服用しがちで、

種類によっては唾液の分泌が少なくなる副作用をもつ薬もあります。

そうなると食べた物がすんなり飲み込みにくくなります。

また、舌がもつ圧力や口腔内の感覚が低下することで、

飲み込んだ物がのどに残りやすくなり、気道閉塞が生じやすくなってしまいます。

のどに物が詰まった時は咳をすることで口腔内へ押し戻すことが可能ですが、加齢はその力も弱くなりがちで、

加齢によって咽頭(いんとう=気管の入り口)の位置が下がってくることも嚥下障害の原因になります。

注意力が不足している際に誤えんが生じやすいため、あまり気が散らないような状況で

食事をすることも大切です。特に、認知症のある方は一口の量が多くなりがちで、

かきこんで食事をしてしまう場合もあるので、食事の介助の際には要注意です⚠️

食事の際に浅めのお皿やコップを使うほうが、飲み干す際にさほど上を向かずに済むので、誤えんの危険が少なくなるようです👍

消費者庁の分析ではお餅による窒息事故が多く報告されていますが、

他にも危険な食べ物はあります。

おせち料理によく入っている食材、料理で考えてみると、

サトイモやこんにゃく、黒豆など表面がツルツルした食材はよく噛まないまま飲み込んでしまうリスクがあるため注意が必要です⚠️

巻き寿司の海苔なども喉に張り付きやすく、紅白なますなどお酢を使った料理もむせやすいので気をつけましょう。

お団子なども餅同様コメ素材ですので要注意です⚠️

食べ物を喉に詰まらせないために大切な事は

✅先にお茶や味噌汁など水分で喉を潤しておく

✅可能な限り食材は小さくカットしておく

✅急いで飲み込まず、良く噛んでから

✅乳幼児、高齢者との食事は注意を払う

✅いざという時の応急処置を学んでおく

消防庁のホームページやYouTubeなどに応急処置に関する情報も掲載されております。

食べ物以外でも高齢者では、薬の包み紙、義歯の詰まらせにも注意。

乳幼児や小児はピーナッツやこんにゃくゼリーといった食べ物のほか、

おもちゃなどの詰まらせにも気をつけましょう‼️

今回は高齢者や幼児に多い「食べ物による誤嚥・窒息」についての解説でした✨

若い方にも起こり得る事ですので、気をつけて楽しい食事をしましょう⭕️

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