⭐️健康ニュース⭐️
思春期前後の小児に多く見られる自律神経の機能失調
「起立性調整障害」について☠️
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今回は思春期前後(10代前半がピーク)の小児(男の子<女の子)に多く見られ、
起立時にめまい、動悸、失神などの自律神経失調症状が起こる
「起立性調整障害」についてです。
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人間の体は、起立すると重力によって下半身に血液がたまり、
静脈を通って心臓に戻る血液量が減少して血圧が低下します。
そのため自律神経系の1つである「交感神経(運動時などに活発に働く)」が興奮して、
下半身の血管を収縮させ、心臓へ戻る血液量を増やし、血圧を維持させようとします。
ですが、自律神経の機能が低下してしまい、
これらのメカニズムが正常に働かなくなってしまうと、血圧が低下し脳血流が減少、
多彩な症状が出現してしまいます💧
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起立性調整障害でよく見られる身体症状としては、
①立ちくらみ、あるいはめまいを起こしやすい⚠️
②立っていると気分が悪くなる。酷いと倒れてしまう⚠️
③入浴時、あるいは嫌な事を見聞きすると気持ちが悪くなる⚠️
④少し動くと息切れや動悸がする⚠️
⑤朝がなかなか起きれず、午前中気分が悪い⚠️
⑥顔色が青白い⚠️
⑦食欲不⚠️
⑧おへそ周辺の痛みを時々訴える⚠️
⑨倦怠、あるいは疲れやすい⚠️
⑩頭痛、乗り物酔いしやすい⚠️
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これらの項目で3つ以上当てはまる、あるいは2つでもその症状がきついなどの場合は
起立性調整障害を疑います。
ほかの病気ではないことを確認し、
新起立試験(10分間安静の状態で横になった後に起立し、心拍数や血圧の変化を測定)
を行ない、以下の4つのどのタイプに当てはまるかを判定します。
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1.起立直後性低血圧
起立直後に血圧低下が起こり、回復に時間がかかるタイプ
2.体位性頻脈症候群
起立後の血圧低下はなく、心拍数が異常に増加するタイプ
3.血管迷走神経性失神
起立中に急激な血圧低下が起こり、失神するタイプ
4.遷延性起立性低血圧
起立中に徐々に血圧低下が進み、失神するタイプ
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治療としては、まず規則正しい生活を心掛けましょう。
若い子に多い夜ふかしなども増悪因子です。
循環血液量を増やすため、十分な水分と塩分を摂取します。
心臓へ戻る血液量を増加させるために、運動により下半身の筋肉量を増加させ、
筋肉ポンプの働きを高めることも有効だと思われます。
ご家族の遺伝的な要因も考えられるので、お父さん、お母さんが過去に
同様の症状が無かったかなどを確認する事もお子さんの症状の早期発見に繋がります👍
漢方薬の服用や鍼灸治療による自律神経の調整を整える治療が
著しく効果的である場合もあります⭕️
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特に当院でも行っている鍼灸治療は自律神経を調整する有効な手段です‼️
細い鍼を使用するので小児でも痛がらず治療を受けられる他、
服薬に伴う副作用が鍼灸治療にはない点も安心です✨
「起立性調整障害」の症状でお困りの際は、是非鍼灸治療も試してみて下さい⭕️
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また、子供に多い症状ですが、大人にも起こり得る事はあります。
ですが周囲から理解されずにただのサボり癖では?などと思われてしまう事も💧
周辺の方も症状への理解を深め、協力的に接してあげる事も大切な治療の一環ですね😊
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今回は「起立性調整障害」についての解説でした✨
また次回お楽しみに♪
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🌻もりおか鍼灸整骨院では、訪問鍼灸マッサージ行っています🌻治療に来れなくてお困りの方がいる場合は是非ご相談ください‼️
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