⭐️健康ニュース⭐️
親指の付け根が変形してる⁉️ 『母指CM関節症』について
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前回ご紹介した『ドケルバン病』の発症部位の近くで、親指側の痛みをです疾患があります。
その名も『母指CM関節症』‼️
CM関節とは親指の付け根にある「CarpoMetacarpal関節」の略で
その関節の軟骨のすり減りによって起こる疾患で、
50歳前後の方に最も頻繁に発症する変形性関節症の一種と言われています。
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特に40歳以上の女性に多く、
以前紹介したドケルバン病と同様、更年期によるホルモン環境の大きな変化の他に、
リスク因子(このような人に発症しやすい)としては、
先程あげた✅40歳以降の女性、
✅肥満
✅靭帯のゆるみなどの遺伝
✅親指周りの骨折など過去に外傷の既往がある方
✅親指に強い負担のかかるスポーツや労働の繰り返し
などが挙げられます。
正常の関節では軟骨が骨を覆っており、クッションの役割や滑走性の向上の役割を担っていますが、
CM関節症ではこの軟骨がすり減っており、骨と骨同士がぶつかり合い、
関節へのダメージを与える状態になっています。
このダメージにより骨の新たな増殖(隆起)が生じます。
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主な症状は親指周辺の痛みで、
具体的な動きでは
✅ビンやペットボトルの蓋を開ける
✅布団などを掴んで持ち上げる
✅ドアノブを回す
✅ホッチキス、ハサミの使用
✅タオルを絞る
✅字を書く
✅草むしり
などが挙げられ、
痛み以外の症状としては、親指つけ根の腫脹、
硬さ、こわばり、摘まむ時や握る時の力の弱まり、動かしにくさなどがあります。
また、関節が変形(「白鳥の首」)したり、亜脱臼を起こしたり、親指が外に開きにくくなります。
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診断は医師の触診やレントゲンでの診断が可能です。
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治療としては、変形が進行している関節、すり減って失われた軟骨を
元の状態に回復させる事は難しいので、
⭕️薬や、注射で痛みをコントロールする。
⭕️安静やサポーターの着用で関節にかかる負荷を軽減させる。
⭕️超音波やハイボルト治療鍼灸治療などで周辺の組織の状態を改善し、
症状の悪化、さらなる変形の進行を抑える。
などの治療を行います。
変形の状態によっては手術療法を選択する事もあります。
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骨や関節の状態を診察していただける地域医療機関3院とも提携しておりますので、
親指周辺の痛みがある方は是非一度当院にご相談下さい✨
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今回は手の親指の関節の症状『母指CM関節症』についての解説でした‼️
また次回の投稿お楽しみに♪
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